歯医者に行くとき、気を付けなければいけないことがある?

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血管系の持病

・高血圧…麻酔の影響で、血圧が上昇することがあります。降圧薬の影響で歯肉が肥大化する可能性があります。収縮期血圧が160mmHgを超えると、血が止まりにくくなる可能性があります。なるべく午前中に治療を行うことができるようにしてください。薬を忘れずに服用してください。高血圧であるにもかかわらず治療を受けられていない場合は、高血圧の治療を受けてから歯科医院で治療を受けるようにしましょう。歯茎の出血が気になる時は、降圧薬を他のものに変更してもらってください。

・不整脈…おくすり手帳など、薬の種類が分かるものを持参してください。治療する日は薬の飲み忘れに注意してください。

大動脈瘤…歯科治療中に大動脈瘤が破裂する可能性があります必ず事前に申し出ましょう。おくすり手帳も持参してください。

循環器系の持病

・狭心症、心筋梗塞…治療時の出血が問題になることがあります。心筋梗塞を発症してから6か月以内は、出血を伴う歯科治療は控えてください。おくすり手帳など、薬の種類が分かるものを持ってきてください。また、発作に備えてニトロの錠剤かスプレーを持参してください。抗凝固剤を服用している方は、あらかじめ申し出ましょう。どれくらい血が止まりにくいか検査する「PT-INR」、「トロンボテスト」などの血液検査データをお持ちの方は最新の結果を提出してください。薬の飲み忘れにご注意ください。

・心疾患…弁膜症などの心疾患を持っている方は、歯医者での治療が原因で細菌性心内膜症という病気になる可能性があります。弁膜症などをお持ちの方は、細菌性心内膜炎を予防するために抗生物質を服用していただきます。虫歯などを治療せずそのままにしていると感染源を保有し続けることになるので、弁膜症のある方は積極的に治療しましょう。